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満月の夕



風が吹く港の方から
焼け跡を包むようにおどす風
悲しくて全てを笑う
乾く冬の夕

夕暮れが悲しみの街を包む
見渡すながめに言葉もなく
行くあてのない怒りだけが
胸をあつくする

声のない叫びは煙となり
風に吹かれ空へと舞い上がる
言葉にいったい何の意味がある
乾く冬の夕

ヤサホーヤ 唄がきこえる 眠らずに朝まで踊る
ヤサホーヤ たき火を囲む 吐く息の白さが踊る
解き放て 命で笑え 満月の夕

絶え間なくつき動かされて
誰もが時代に走らされた
すべてを失くした人はどこへ
行けばいいのだろう

それでも人はまた 汗を流し
何度でも出会いと別れを繰り返し
過ぎた日々の痛みを胸に
いつか見た夢を目指すだろう

ヤサホーヤ 唄がきこえる 眠らずに朝まで踊る
ヤサホーヤ たき火を囲む 吐く息の白さが踊る
解き放て 命で笑え 満月の夕

ヤサホーヤ 唄がきこえる 眠らずに朝まで踊る
ヤサホーヤ たき火を囲む 吐く息の白さが踊る
解き放て 命で笑え 満月の夕


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『満月の夕』はソウルフラワーの中川敬が阪神淡路大震災の被災地巡業の中で作ったバージョンのほうが有名だけど、沢知恵がカバーしているのはヒートウェイブの山口洋のバージョン。

「最初に中川さんの詞に出会っていたら、私はこの歌を歌っていなかったと思う。私は被災地の人間じゃないから。」とは沢の言葉。

山口は「俺は彼等(ソウルフラワー)のヴァージョンを歌うことは出来ない。だから東京でマスメディアが垂れ流す情報を観ていただけの立場から歌を仕上げた。」と述べている。


僕が当時最初にソウルフラワーのこの歌を聴いた時、「悲しくて全てを笑う」「解き放て 命で笑え」という歌詞に衝撃を受けたものだった。
TVで悲惨な映像を見ているだけの自分にはこういう発想は生まれ得なかった。被災地の中でともに泣き、笑い、歌った中川だからこそ書けた詞だったのだろう。

ソウルフラワーは結成以来ずっと聴いてはいたが、それほど好きな曲は無かったのだが、この曲には痺れてしまった。そしてやはりいまだにこの曲がマイベストフェバリットだ。
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