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疑問符

今日はいよいよ大阪で幕が開く。
初日のチケットはほぼ完売だとか。

今日は稽古は無く、立川九条の会の記念講演会でのステージ出演。
先週の稽古で、今日歌う「Forgive But Not Forget」の間奏部分(本番では主役の男性のソロが入るのだが彼が不在のため)、何か言葉で語れと、指名されてしまった。「なんで俺がそんな難しいことを~?もっと若い子や、もっと大人の人がいるだろうに」と内心思いつつ、自分も段々そういうポジションを担う役回りになってきたということなのか。

さて一体何を言えばいい?
僕は正直この歌はそれほど得意じゃない。この歌を歌うたびボロボロ泣いてる子もいるけど、僕はちっとも感情が込められない。もちろんこの歌は感傷に溺れる歌ではない。日本が戦争中したことを「許そう、だけど忘れない」という、アジアの人々からの声。カントクの指示では、この歌では我々はアジア人の立場に立って、観客である日本人にその思いを届ける、ということだった。
この歌の持つ「反戦・反省」のメッセージの強さゆえに、これまでも何度かプレ企画の舞台で歌ってきた。しかしいつも歌っている自分に対して空々しさを感じているのだ。
音楽のMatsunobu先生の言葉ではこの歌は「覚悟」を歌う、ということだ。自分に「覚悟」が無いとは思わない。しかしその覚悟を他人に伝えて共感を得るのは極めて難しいのではないか。そこに押しつけがましさや教訓くささがあったら聞く人は引いてしまう。
昔岡林信康が「信じたいために疑い続ける」と歌ったが、僕も信念や覚悟というものよりむしろ疑問符ばかりを抱えている人間だ。その疑問符をこそ、人と共有したいと思っている。


教えて下さい
あなた方の 優しいほほえみの 奥深くにある 悲しみを

私の国は あなた方の国で 何をしたのですか
あなた方を どれだけ 殺したのですか

教えて下さい
あなたが生きたくても生きられなかった未来で
あなたはどんな夢を持っていたのか
戦争なんてない平和な祖国を きっと

私たちはどうしたら許されるのでしょうか
この国に生まれて 何も知らないまま ただ生きている
どうしたら 私が私自身として あなたのために涙を流すことを 許してもらえるのでしょうか

もう一度 あなた方と 出会いたいのです
国を背負い 国を越えて 歴史を背負い 歴史を越えて
共に生きる 未来のために
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